日ごろ講師としてどのような活動をしているか教えてください。

アーティフィシャルフラワー、ハーバリウム、リボンなどを中心におとな女子のためのお稽古サロンを主宰しています。

主に体験レッスン、認定レッスン、企業様のワークショップ、最近はオンラインレッスンにも力を入れています。

紹介制のサロンからスタートして約１５年が経ちましたが、当初から少人数制で質問がしやすいアットホームさを大切にし、お一人お一人のご希望に合わせたレッスンを実施する、というスタイルは続けています。

お教室を開校されたい生徒さまにはカリキュラムが終了したら「終わり！」ではなく、開校までのフォローもしています。

どのような経緯で講師として活動を始められましたか？

プリザーブドフラワーの資格を取得後、最初は講師になるつもりはなかったのですが友人や知人からの「レッスンをしてほしい」とのお声がけをきっかけに、自宅で紹介制のサロンをスタートしました。その後、新たにアーティフィシャルフラワーの資格を取得し、本格的に教室を開校しました。

主人が転勤族のため、全国どこに行っても自宅で教えることができるのも資格を取得して良かったところです。昨年コロナ禍に兵庫から東京に転居してオンラインレッスン中心に活動していますが、今後は対面レッスンも少しずつ増やしていきたいと思っています。

レッスンを行う際に意識していることや、講師としての「強み」を教えてください。

基本的に体験レッスンやフリーレッスンは４名まで、資格取得のコースはマンツーマンレッスンと決めています。

会話をたくさんしてその中からどのような指導方法が良いかを引き出していくことを意識しています。

前職でも教える立場で仕事をしていましたので、皆さん同じ教え方ではなくお一人お一人に合わせています。例えば趣味で楽しみたい場合は、細かいところまでは教えずに楽しんで頂くことを優先し、今後資格取得をしてお教室開校を希望される方には、今までの私自身の経験や失敗談なども交えて時間内にたくさん会話をしてサポートをしています。

約１５年の間に様々な経験、失敗をたくさんしてきましたので、惜しみなくお伝えできるところが強みだと思っています。

趣味なびが運営しているサービスWaccas^※1Waccasは趣味なびが運営するサービスです。
講師と企業とを「まなび」でつなぐ、オンライン型マッチングサービスで、多種多様な案件のご紹介をさせていただいております。で実施したお仕事の内容を教えてください。

ご葬儀等、セレモニーの企画・運営をされている企業様で『子供・親子向けワークショップでSDGsに関連したワークショップ』をご希望との事でしたので、「ロスフラワーを使ってハーバリウムをつくろう」というワークショップを実施しました。

ロスフラワーとは市場で規格外と判定された花や、需要により多く生産されてしまった花、生花店や式場などで短い期間の役目を終えたなどの理由でまだ美しい状態にもかかわらず廃棄されてしまう花のことです。

ロスフラワーをドライ加工して使用するハーバリウム作りのワークショップをご提案し、採用していただきました。

皆さんハーバリウムにも、ご興味があり作ってみたかったということです。

お仕事を実施してみての感想があれば教えてください。

お子様向けのワークショップ実施の経験が少ないため心配でしたが、皆さんロスフラワーについての説明を真剣に聞いてくださいました。

また、ハーバリウム作り初心者の方がほとんどでしたので、まずは『ロスフラワーの存在を知ってもらう事』『楽しんでもらう事』をテーマに自由に簡単に作れるような内容にしたのが良かったようです。

「また作ってみたい」「とても楽しかった」という感想を多数いただくことが出来ました。お子様ならではの感性で作られたハーバリウムは、どれも素敵で私も刺激になりました。コロナ禍で久しぶりのワークショップでしたが、思い切って応募して良かったです。

これからWaccasを利用する講師の方や、プロジェクトへの応募を検討している方へアドバイスをお願いします。

お教室でのレッスンとは違って企業様へレッスンのプレゼンをする必要があるため、敷居が高いイメージがあると思います。募集しているものから活動内容に合ったもの、自分の強みをアピールできるものを選んで企業様からのご提案に沿った内容を考えれば良いので、思っているよりも応募しやすいのではないでしょうか？今後の活動の幅を広げるためにはぜひチャレンジしてみてほしいです。

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Fleuriste mignon