
INTERVIEW
「コロナだからオンラインレッスン」ではなく、「オンラインレッスンならではの魅力」を常にブラッシュアップして、よりご満足度の高いレッスンの提供に努めております。

有川 翠雲先生
有川 翠雲先生
大阪府箕面市にて『翠雲書道教室』を主宰。
「書楽(書くはたのし) 豊かな人生を 自分に自信を 世界に愛を」をモットーに、小学生から80代の方までを指導。
従来の書道教室の在り方にとらわれず、「楽しい成功体験」の積み上げを大事に、一人ひとりに寄り添うスタイルで書道を教えている。
コロナ禍より以前から、オンライン書道を実施。
「オンライン書道」の先駆者で、レッスンはもちろん、少人数から数百名までのオンラインセミナーにも対応可能。
また、ニューヨーク・シンガポール在住の方など、世界の壁を越えレッスンを行い、国内外の生徒さんへ幅広く指導をして活躍中。
日ごろ講師としてどのような活動をしているか教えてください。
大阪府箕面市で「書楽(書くはたのし)」をモットーにビジネスパーソン向け「ペン字&レターセミナー」講師、書道教室講師、花押デザイナーとして活動しております。
セミナー・書道教室ともに、リアルだけでなくオンラインでもご提供しております。単なる書道教室の先生にはない「ビジネスパーソン経験×美文字スキル×セミナー講師力」が私の強みです。
セミナーはコロナの影響で、オンラインでの開催が大半となっておりますが、オンライン書道教室のノウハウを応用した参加型のセミナーで、好評をいただいております。
少人数のセミナーから数百名のセミナーまでオンラインでご提供しております。
リアルの書道教室は阪急箕面駅前で開講しており、小学校1年生から80代の方まで「書楽」を実践いただいています。
オンライン書道教室では、国内だけでなくニューヨーク・シンガポール在住日本人の会員様もいらっしゃいます。
また、伝統文化である「花押デザイナー」として経営者の方を中心に花押をご提供しています。
どのような経緯で講師として活動を始められましたか?
34年間勤務した保険会社を定年退職し、大阪府箕面市で翠雲書道教室を開業しました。
30歳の時、「第2の人生は書道の先生」を目指し本格的な書道修行を開始しました。
転勤族のため、先生のもとに通えないときは「通信教育」で修業し、退職後には奈良教育大学で聴講生として「書道史・篆刻(てんこく)」を学びました。
現在は古典臨書研究会に所属し米田英石先生のご指導のもと古典の臨書を修行中です。
書道教室運営をしながら、勤めていた保険会社を中心にセミナーの講師の仕事を広げています。
営業、人事、コールセンターなど幅広いビジネスパーソン経験を活かし、いろいろなご担当の方々のお立場・お気持ちに寄り添ったセミナー運営をさせていただいております。
当初はビジネスパーソン時代とのギャップの大きさに戸惑うことも多かったのですが、リアル・オンラインを問わず、セミナー・書道教室をとおして多くの方々のお役に立てることを大変感謝しております。
「オンラインレッスン」を始めたきっかけや、書道をオンラインで教える際に意識していること、工夫していることがあれば教えてください。
オンラインレッスンはコロナ禍以前の2019年8月から始めました。
はじめたきっかけは、生徒さんも私も「自宅でお互いの都合のいい時間」にレッスンできたら、忙しいビジネスパーソン・介護などで教室に通えない方々によろこばれるだろうなと思ったことです。
「そんなことができるかな」といろいろ調べていくうちに「Zoom」と出会いました。
研究を重ね、オンラインでも十分に内容の濃いレッスンができる「翠雲オンライン書道教室」を立ち上げることができました。
「翠雲オンライン書道教室」は「マンツーマンレッスン」で運営しており、その方のご要望にあわせてレッスンを展開していますので、「あなただけのレッスン」として会員様のご満足度は非常に高いものとなっています。
このノウハウと実績がオンラインでのビジネスパーソ向け「ペン字&レターセミナー」にも非常に役立っています。
コロナ禍以降、オンラインレッスンはごく当たりまえとなっていますが、リアルレッスンと遜色ないサービスを提供することが求められています。
リアルでもオンラインでもレッスン運営している私は「両方のメリット・デメリット」を把握しております。
「コロナだからオンラインレッスン」ではなく、「オンラインレッスンならではの魅力」を常にブラッシュアップして、よりご満足度の高いレッスンの提供に努めております。
趣味なびが運営しているサービスWaccas※1Waccasは趣味なびが運営するサービスです。
講師と企業とを「まなび」でつなぐ、 オンライン型マッチングサービスで、 多種多様な案件のご紹介をさせていただいております。で実施したお仕事の内容を教えてください。
「社員のスキルアップや健康増進に繋がるオンライン福利厚生ワークショップの講師を募集」に応募させていただきご採用いただきました。
ご採用いただき心より感謝いたしております。
クライアントである大手不動産仲介会社(※以下、クライアント企業様)の福利厚生担当者様に「たった60分でお名前が『いい感字』に書けるセミナー」をご提供いたしました。
参加者様に楽しんでいただくことはもちろんですが、今後「福利厚生イベント」としてご採用いただけるように配慮しました。
「いい感字」とは私が創った造語で「いい印象の字、見栄えのいい字」という意味です。
私の開催するセミナーの中でも人気のあるセミナーで、こんな内容です。
どなたも美文字に憧れ持っていらっしゃいますが、お手本通りの「美文字」を書くためには少々トレーニングが必要です。
このセミナーで目指すのは「美文字」のノウハウを使って、お名前を「いい感字」に変身させることです。
実際にレクチャーの前後に「お名前」を書いていただき「ビフォーアフターの差」を体感いただいています。
さらに、実際に書かれたお名前をさらに「いい感字」にするために、オンライン書道レッスンのノウハウを使い「添削・アドバイス」をさせていただきます。
これで参加者様の満足度が急上昇します。
セミナー後、依頼者である共同印刷株式会社※2共同印刷株式会社は本案件の代理店です。以下、共同印刷。のご担当者様から好評をいただいていたと伺い安心しました。
お仕事を実施してみての感想があれば教えてください。
共同印刷のご担当者様の適切なサポートをいただけ、セミナーを遂行することができ感謝しております。
セミナーにご参加いただいたクライアント企業の福利厚生担当者様もとても協力的にご参加いただけ感謝しております。
いつもより短い時間でのご提供となりましたので、トークスピード・間合いなど速かったのではないかと思いましたが、セミナー終了後、共同印刷のご担当者様から「好評でした」とご連絡いただき、ホッとしております。
クライアント企業様の「福利厚生セミナー」プロジェクトに採用いただけ、従業員の皆さま、および依頼者の共同印刷様のお役に立ちたいなと考えながらセミナーを運営しておりました。
これからWaccasを利用する講師の方や、プロジェクトへの応募を検討している方へアドバイスをお願いします。
私のように個人講師として活動されている方のご参考になりましたら幸いです。
①「依頼主である共同印刷様とクライアント企業様の双方のためにお役に立つ事を具体的に考える」
私が一番意識したのは依頼主様とクライアント企業様の「双方のお役に立つ」ためにどうしたらよいかということです。
そのためには、双方のご要望が何であるかをしっかり理解することだと思います。
これによりご提案文書の書き方が大きく変わると思います。
②「セミナー内容をご要望にあわせてアレンジ」
企業様のご要望にあわせて、セミナー内容をアレンジしてご提供できる柔軟性が必要だと思います。
いつもと全く同じ内容ではなく、「この企業様用のセミナー」としてご提供することで満足度が高くなると思います。
③「参加者様にあわせてアレンジ」
参加者様がどのようなお立場の方かを考えセミナー内容をアレンジすることも大切です。
管理職の方なのか、入社間もない方なのかなどで伝え方を変えると満足度が高くなると思います。
④「他の講師との違い=自分の強みを明確に」
依頼主様にとっても、クライアント様にとっても「あなたを選ぶ理由」が必要になります。
それが、「他の講師との違い=あなたの強み」をご理解いただくことだと思います。
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翠雲書道教室