• ホーム
  • INTERVIEW
  • 企業様とのお仕事は、普段教えている生徒さんとは客層やニーズが異なることもありますが、新たな発見もあり、講師にとっても学びになります。

INTERVIEW

企業様とのお仕事は、普段教えている生徒さんとは客層やニーズが異なることもありますが、新たな発見もあり、講師にとっても学びになります。

  • facebook
  • twitter
  • line
  • hatena

髙橋 沙希子先生

プラウドライフ ライフナビゲーター

髙橋 沙希子先生

プラウドライフ ライフナビゲーター

「趣味なび」では、ワインに関するレッスンや、ボイストレーニング講師として活躍中。
コーチングのような伴走型トレーニングで悩みの本質にフォーカスし、生徒の心に寄り添うレッスンを実施。「人生がかわる声の出し方、伝え方」を伝えている。
ワインソムリエやナレーター以外にも、司会者、ドラマー、パティシエとして様々な経歴をもつ。

日ごろ講師としてどのような活動をしているか教えてください。

『心の奥底に眠る「本当の自分自身の幸せ」を知り、自信を持って生きていく生き方を見つけ、歩んで行くことを目的とした、パーソナルレッスン』を提供しています。

自分の生き方に漠然と、または明確に不安や悩みを持つ方に向けて、完全にパーソナルなカリキュラムを組み、伴走型トレーニングをしています。わかりやすく言うと、コーチングにも近いかもしれません。進め方はオンラインと対面のハイブリッドで行っています。

レッスンの様子

どのような経緯で講師として活動を始められましたか?

私は過去様々な分野で技術を磨きキャリアを積みました。これまでプロと呼ばれるレベルまで昇華してきたスキルは、パティシエ歴3年、ドラマー、ワインソムリエ歴8年、司会業ナレーター業13年などです。キャリアとしては、例えばブライダルMCとしてでは、月に20本近く担当していた時期もあり、テレビ番組「マツコ会議」にも出演したり、ソムリエとしては辰巳琢郎さんの番組にも出演経験があります。

とはいえ、上記に上げたプロフェッショナリズムは、すべて現場ありきのお仕事です。

ナレーターとして順調にキャリアを積んできた中でも、10年後も同じ様に現場にたてるとは限らないという不安は常に感じていました。例えば、「病気や怪我で、現場に立てなくなったら??」とか「明日急に仕事がなくなったら?」と。また、「自分の幸せとはなんだろうか」という気持ちも漠然と抱いていました。

そんな折、2019年末で、「世界中どこでも仕事ができるような自分になろう」と現場の仕事に区切りをつけることにしました。奇しくもタイミングはコロナ情勢に突入する直前の決断。

そこで生まれたのが、オンラインでのパーソナルトレーニング。私自身が培ってきた「コミュニケーション力をベースにした伝わる伝え方」のカリキュラムをリリースしました。

そして現在、更に「声」だけではなく人生によりフォーカスしたプログラムを提供していく流れとなりました。

レッスンの様子

レッスンを行う際に意識していることや、講師としての「強み」を教えてください。

何より、一人ひとりのパーソナルに寄り添うということを一番に考えています。そもそも、一人ひとり、特性が違うのに、「このやり方をやれば絶対に成功する」というような考え方や広告に疑念を持っていました。また、実際私自身もそれで納得がいかず結局結果が出なかったということも経験しました。その人の特性を活かしたプログラムカリキュラムを進めていきます。

そして、悩みも一人ひとり違います。例えば、「うまく意見が伝わらない」という共通の悩みをもつ、2人の人がいたとします。しかしその原因は必ずしも同じとは限りません。Aさんの伝わらない原因は、声の発し方にあり、Bさんは伝えたい内容を伝わる順序で話していない、という様にアプローチが違う可能性があります。より悩みの本質にフォーカスして、根本的に解決するために寄り添う伴走をするということが私の強みであり、最も大切にしていることです。

レッスンの様子

趣味なびが運営しているサービスWaccas※1Waccasは趣味なびが運営するサービスです。
講師と企業とを「まなび」でつなぐ、オンライン型マッチングサービスで、多種多様な案件のご紹介をさせていただいております。
で実施したお仕事の内容を教えてください。

ある企業様の社員向け福利厚生ワークショップのひとつとして「ボイストレーニング」を実施しました。企業様へのアプローチということで、営業などにも役立つようなカリキュラムにできればと思い、「声の出し方で印象が何故変わるのか?」という基礎からスタートし、「声」にフォーカスしたコミュニケーション力の磨き方と、「声であそぼう、声を遊ぼう。」という身体を鳴らすトレーニングを体験していただきました。

このお仕事に応募しようと思った理由や、応募時に注意したことなどあれば教えてください。

今の私の専門分野の前段が「声」であったため、コミュニケーションにおけるボイストレーニングであれば、お伝えできるなと思ったからです。応募の際に気をつけたことは特にありませんが、選考段階においては、クライアント企業様のニーズを深堀りしてお聞きし、ニーズに合ったご提案をできるように努めました。

レッスンの様子

お仕事を実施してみての感想があれば教えてください。

企業様に入ることにより、通常私の元へいらっしゃる生徒さんとの考え方や、環境の違い、求めているものの違いが見えたことが、新鮮であり勉強になりました。また、事前準備で予想していたことと、実際のオンライン環境での相違がある、意識の違いがあることを目の当たりにし、もう少しオンライン上での場の作り方を工夫しなければ行けないとも改めて感じました。

これからWaccasを利用する講師の方や、プロジェクトへの応募を検討している方へアドバイスをお願いします。

これまでご自身で生徒さんを集められていた場合も、Waccasでのプロジェクトの応募や様々な企業様からくる依頼は、ご自身のところに来るお客様層やニーズと異なる可能性があります。でも、ご自身が提供していること、提案していることの延長線上に企業様のニーズがあり、それは講師側にとっても、とても学びになるのではと思います。

オンラインでのサービス提供をこれまでやったことのない方も、これを機にチャレンジしてみると新たな発見があるので、何事も経験として楽しんでみてはいかがでしょうか。

髙橋 沙希子先生

 

講師キャスティングプラットフォームWaccas

References
1 Waccasは趣味なびが運営するサービスです。
講師と企業とを「まなび」でつなぐ、オンライン型マッチングサービスで、多種多様な案件のご紹介をさせていただいております。

SHARE

  • facebook
  • twitter
  • line
  • hatena