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INTERVIEW

企業様とのお仕事は、私にとって視野を広げてくれる大切な取り組み

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酒井 知子先生

TOMO88日本茶サロン主宰

酒井 知子先生

TOMO88日本茶サロン主宰

日常をもっと豊かに、自分と向き合う時間を大切に♪
『子育てママにこそ 日本茶で癒しを』
をモットーに、自分の時間を大切にしたい方に向けた【オンライン日本茶レッスン】を開催中。

ーまずは先生がオファーを受けたお仕事について、お聞かせください。

はい、とある不動産会社さんの会員向け冊子で趣味に関する特集があり、「教室の始め方」というコーナーで実際に自宅開業した先生を紹介したいと、お声がけいただきました。
当時は子どもが小学校に上がったばかりで、あまり教室業をメインで行っていたわけではなかったため、少し迷いました。ですが、「これから教室を始める方に向けた内容なので、先生のような方を探していたんです」と言っていただけたので、それならばお役に立てるかもとお引き受けしました。

ーご自宅で取材対応をされたわけですが、準備はどのようなことをされましたか?

教室のいつもの雰囲気が伝わるように、できるだけレッスンのときと同じ状態にしようとは思いました。「フリ」だけではなく、実際に茶葉もお茶菓子も準備してその場でレクチャーし、自然に写るように心がけました。言いたいことなどは特に準備せず、ライターの方に委ねさせていただきました。質問に答えていく中で本当に上手に引き出してくださったので、ありがたかったです。

ーお仕事を通して、気づきや、レッスンに活かせたことなどはありましたか?

たくさんあります。この取材では、先ほどもお話ししましたがライターの方の「聞く力」がとても勉強になりました。教室を運営していると、初めての生徒さんとお会いする機会も多いですよね。そうした際、慣れていないとどうしてもこちらの伝えたいことをお話しすることに気が行ってしまいがちです。ですが、ライターの方はとても聞くことがお上手で、楽しく話しているのに気づくとしっかり伝えるべきことをお話しできているんです。それは、私が講師として、まだお茶のことやお教室の流れなどを詳しく知らない方へアプローチする際の方法として学びになりました。また、取材なのでもっと緊張するかと思っていたのですが雰囲気作りも大変お上手でしたので、緊張しない空気にするのもプロのスキルなんだなと実感しました。
それに、カメラマンさんの写真の撮り方や構図の決め方を間近で見ることができたのも貴重な体験でした。こう配置するとこんな写真に仕上がるのか、という気づきが多くて、今でも役立っています。

ーその他に、企業様とお仕事をされる上でメリットに感じていることはありますか?

はい、お陰様で現在はお教室も拡大し生徒さんも増えました。取材当時は月に2回だったレッスンも、週に2回ペースで行い、オンラインレッスンも始めました。そうなると良くも悪くも、レッスンの「型」が決まってきてしまうんです。ですが、企業様とお仕事をすると「こんなことはできますか?」「何日までに対応してください」といったご要望や「これを使ってください」という条件が発生することが多くなります。プレッシャーにはなりますが、そこに合わせて考えることで視野が広がったり、新しい方法を見つけられたりするんです。
レッスンが本業なので、できるだけ生徒さんのために時間を使いたいという先生もいらっしゃるかとは思いますが、客観性が生まれますし、それが生徒さんに還元できてプラスに働くことも多いので、私はこれからも積極的にお仕事を受けていきたいと思います。

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