LECTURES

教室運営に資格を役立てよう

趣味なび大学編集部 橘

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教室を運営するとき、何か資格は必要なのか、どんな資格を取得すればいいのか、考えたことがある人もいるでしょう。一言で「教室」と言っても教えるジャンルは多岐にわたり、資格が必要なものから不要なものまであります。 あなたが開きたい教室にはどんな資格があると有利なのかを整理し、自分に合った教室開業を目指しましょう。

どんな資格があると有利?

取得しておきたいのは、〈教室で教えることに関連した資格〉です。たとえば、ヨガならヨガインストラクターの資格。料理教室なら料理関連の資格があるといいでしょう。

せっかくお金をかけて習い事をするのだから、その分野に通じた先生から習いたいと考える生徒さんもいるはずです。つまり資格は、先生の実力を示すものであると同時に、生徒さんからすると教室を選ぶための判断材料となるもの。あなたの教室をPRする際に役立つので、じっくり吟味する価値があります。

それでは、具体的にどういった教室に、どんな資格があれば有利になるのでしょう。ここでは、ごく一部の例を紹介します。

料理

料理に関する資格は数が多く、管理栄養士や調理師などの国家資格から民間資格までさまざまな資格があります。本格的に料理を仕事にするなら国家資格を取得するべきですが、自宅で開講する程度の料理教室であれば何も資格は必要ないので、わざわざ取得せずともよいでしょう。

ただ、料理の資格を取るために勉強することで、料理のコツや健康に関する知識を得ることはできます。食は健康に直結するものなので、先生が資格を持っていればより安心だと考える生徒さん、習うなら資格を持っている先生がいいと考える生徒さんも、少なからずいるでしょう。ここでは、国家資格より敷居が低く、親しみやすい資格を紹介します。

・かんたんおやつマイスター……手に入りやすい身近な材料を使って簡単に作れるおやつの情報を伝える資格。レシピだけでなく、手際よく作るコツや作る楽しさなど、お菓子作りの感動を伝える。

・おうちパンマスター……複雑なパン作りの過程をできるだけシンプルにしつつも、おいしいパンを家庭で作るための手法を伝える。

・食育アドバイザー……子どもから高齢者まで、ライフステージごとの食事の注意点や栄養バランスなどを理解し、幅広い世代の健康的な食生活をサポートする。

お花

お花の資格にもいろいろありますが、もっとも有名なのは国家資格である「フラワー装飾技能士」の資格でしょう。ブライダルブーケや祭壇の装飾花など、活躍の場は多岐にわたります。生花だけでなくドライフラワーや各種花器、リボンなども用いる技術が求められ、装飾に必要な技術や知識を総括的に身につけられる資格となっています。

ただ、難易度が高いので、1級まで取得するには、それ相応の時間と労力がかかります。ここでは、もう少し簡単な資格を紹介します。

・フラワーデコレーター……フラワーアレンジメントやブーケを作るコツを伝える。

・カットフラワーアドバイザー……切り花の育て方や楽しみ方を指導、情報を提供する。

・プリザーブドフラワーインストラクター……プリザーブドフラワーやドライフラワー、水中花などの作り方を伝える。

・ガーデンコーディネーター……ガーデニングの知識や技能をもとに、草花をよい状態に保つことだけでなく、庭を美しくコーディネートすることを伝える。

パソコン

パソコン関連の資格は、あると便利な資格の代表とも言えるでしょう。パソコン教室を開講する場合はもちろんのこと、パソコン技能はさまざまな方面で応用できます。

とくに有名な資格は「MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)資格」です。マイクロソフトが公式に発表している国際的な資格で、国内外を問わず通用します。

MOS資格では、ワード、エクセル、パワーポイントなどの資格を別々に取ることになります。あなたの教室に合わせてどれか1種を取得する、というのでも問題ありません。

すべての資格を取得したい場合ですが、すべてを取得し終えてから教室を開業することにこだわる必要はありません。どれか1つが取得できたら、ひとまず教室を開業し、それと並行して残りの資格も順番に取っていく、というのもオススメです。資格が増えるのに合わせて教室で教えられる内容も増えてゆく、という流れが作れます。

さらに上のレベルを目指す方は、マイクロソフトの指導における最上級エキスパートであるMCT(マイクロソフト認定トレーナー)の取得を目指すのもよいでしょう。

英語

英語力が重宝するのは、英会話教室だけではありません。外国人の生徒さんを迎え入れるという選択肢ができ、あなたの教室の可能性が広がることにもつながるでしょう。

英語の資格には、日常会話などの総合的な英語力を測るものや、ビジネス英語などの専門的な英語力を測るものなど、さまざまなタイプがあり、試験内容も異なります。あなたに必要な英語力を考えて試験を選びましょう。

とはいえ、アピール力のある英語の資格は、やはり「実用英語技能検定(英検)」と「TOEIC」でしょう。資格を武器にしようとするなら、誰もが知っている資格を取得するのが無難です。

そのうえで、もう少し専門的な英語力も身に着けたいという方は、以下を参考にしてください。

・ICEEコミュニケーション検定

実際のコミュニケーション場面をシミュレートした試験。
実技試験のみで、筆記試験がないのが特徴。

・日商ビジネス英語検定

ビジネス英語の基礎を測る、比較的新しい試験。

・通訳技能検定試験(通検)

通訳を目指す人向けの、通訳能力を審査・認定する試験。

「資格」は教室の可能性を広げるもの

以上、代表的な分野における資格を一部紹介しましたが、じつは、教室を開業する場合には資格が必要ない場合がほとんどです。ただ、「趣味の範囲なので先生の資格にはこだわらない」という生徒さんがいる一方で、資格の有無が教室の評判や集客に影響を与えることも、可能性としてはおおいに考えられます。

資格は、取って損をするものではありません。自分の教室にふさわしい資格を取得し、集客に役立てることを考えてみることで、あなたの教室をワンランクアップさせることができるかもしれません。

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