SPECIAL
『EBISU UPDATE PROJECT』ワークショップ開催イベントレポート
趣味なび大学編集部/撮影:新井克己
ソーシャルウェルネス~私の”気持ちいい”が、社会や地球のためになる~
2019年5月19日(日)に恵比寿ガーデンプレイスで、社会や地球のためになることを肩の力を抜いて心地よく生活の中に取り入れる“ソーシャルウェルネス※1ソーシャルウェルネスとは、現在の恵比寿が持つ「上質な」「洗練された」といった世界観やライフスタイルのイメージを基点に、SDGsをはじめとする未来への潮流を取り入れた、自分にとって心地よいことが社会や地球のためになる、という「未来の恵比寿」が提案する新しい価値観です。。”を体感するスペシャル講座が開催されました。スペシャル講座では、趣味なび会員の先生方による、ソーシャルウェルネスの世界観を表現したワークショップをご用意させていただきました。
『EBISU UPDATE PROJECT』※2EBISU UPDATE PROJECT(恵比寿アップデートプロジェクト)とは、サッポロ不動産開発(株)(本社:東京、社長:時松浩)が開始する、恵比寿のまちの更なるブランド価値向上のための新しいアプローチ“デジタルまちづくり”として、WEBプラットフォーム事業を通して「未来の恵比寿」を提供する事業プロジェクトです。とは、サッポロ不動産開発株式会社が実施した「ソーシャルウェルネス~私の”気持ちいい”が、社会や地球のためになる~」をコンセプトに、恵比寿のまちの更なるブランド価値向上のために情報や場を提供しようという取り組みです。趣味なびは、その企画に講談社が発行しているFRaUと共同参画させていただきました。
今回は、ワークショップ終了後に、ご協力いただいた先生方に、参加した理由や、当日の感想などを伺ってきました。
間伐材を使ったフラワーアレンジメント“森のケーキ”開発物語
かながわ県産地認証ヒノキ間伐材を使ったアーティフィシャルフラワーアレンジメント「森のケーキ」のレッスンを通じて、森を身近に感じる生活提案を行う高橋さん。ご自身の事業を通して見てきた、日本の森林が抱える問題、サステナブルな社会やビジネスの在り方についてお話いただきました。
講師:フラワーアーティストの高橋としよさん
「ソーシャルウェルネス~私の”気持ちいい”が、社会や地球のためになる~」というテーマやコンセプトに賛同したので、ワークショップに参加させていただくことを決めました。
準備から運営まで、スタッフの皆さんのオペレーションは万事抜かりなく、気持ちよく当日を迎えることができました。社会的なテーマなので人が集まるのかと心配していましたが、非常に意識の高い方にお集まりいただくことができ、SDGsに対する関心の高さを感じました。
また、今後は参加者の方々が実際に自分で考えたり、話し合いの中から新しいアイデアが生みだされるディスカッション形式のワークショップや、継続して学ぶことができる数回の講座・勉強会のようなものがあったらいいと思いました。
高橋さんのインタビュー記事はこちらから
くらしによりそう、よりいっそうの“ホッと”一息を
フェアトレードで輸入された、良質なオーガニックコーヒー豆のみを、自社で焙煎することにこだわったコーヒーブランド「SlowCoffee」。これまで20年世界のコーヒー生産者たちと繋がりながら事業を続けてきた小澤さん。コーヒー豆を通じて学んできた、SDGsにつながる生き方を、実体験を交えながらお話いただきました。
講師:「スローコーヒー」代表の小澤陽祐さん
恵比寿のような感度のある街で、エシカル、フェアトレードなどを発信する貴重な機会だと思った為に、今回ワークショップに参加させていただきました。
20分という思った以上に短い時間で急ぎ足になってしまいましたが、なんとか参加してくださった方に、お伝えしたいことは伝えることができたかな、と思います。
今後の取り組みとしては、一過性ではなく、継続して続けていただきたいなと思っています。
小澤さんのインタビューはこちらから
クレイで地球にいいこと、はじめよう
地中の奥深くから採掘された100%天然鉱物「クレイ」。近年、クレイを使ったスキンケアやセラピーなどが話題です。じつはこのクレイ、美容にいいだけではなく日常の掃除や料理にも大活躍!ワークショップでは生活のあらゆるシーンで使えるクレイのマルチな活用術をご紹介しながら、参加者のみなさまには香りのいいハーブウォーターを使って「クレイウォーター」を手づくりしていただきました。
講師:クレイセラピストの鈴木佳美さん
「社会や地球へ意識を向けた生き方を、肩の力を抜いて心地よく生活に取り入れる・・」
というコンセプトに賛同し、喜んで参加をさせて頂きました。講座にはたくさんの方にご参加頂けて、社会や地球のことに関心を傾けている方が多い事を大変嬉しく思いました。今回のワークショップでは、まさに地球の恵みそのもののクレイの使い方を知って頂く講座として行わせていただきましたが、まずはここから!という方も、既に何かの取り組みをされている方も!
一人でも多くの人が続けられる環境保全への取り組みのお手伝いを、これからもクレイやハーブの使い方を通してきっかけ作りを行っていきたいと、私自身も改めて考える事が出来ました。
『EBISU UPDATE PROJECT』の学びの多い、素晴らしい取り組みを、是非どんどん発信して頂きたいと思います。
鈴木さんのインタビュー記事はこちらから
無駄のない栄養学“ベジブロス”のつくりかた
毎日の料理で出る「野菜くず」。じつは野菜の芯やヘタ、皮などは“うま味”の宝庫! じっくり煮出せば、とっても美味しい野菜出汁「ベジブロス」をとることができます。ワークショップでは、ベジブロスの基本の作り方から、アレンジ方法、野菜選びや保存のコツなどをレクチャーしていただきました。
講師:懐石料理教室を主宰する入江亮子さん
日々の生活をちょっと改めるだけで、地球の将来に役立てることができる「ソーシャルウエルネス」の発想が素敵だったので今回参加させていただきました。若い参加者が多かったことにうれしい驚きがありました。このノウハウを生かしてぜひ2回3回と続けていかれることを望みます。スターバックスも、
入江さんのインタビュー記事はこちらから
■風呂敷バッグで粋におしゃれにエコを楽しむ
日本人の生活の一部として根付いてきた風呂敷の文化。ワークショップでは、包むものや用途に合わせて、形も大きさもさまざまな、風呂敷バッグづくりを体験。結び方や包み方、柄の使い方などによって華麗にデザインを変えていく、粋でおしゃれ、そしてエコな風呂敷の魅力をお伝えいただきました。
講師:日本文化講師の浅海理惠さん
風呂敷の活用は正にSDGsやソーシャルウェルネスに適うものであるということ、さらに、お一人でも多くの方に、風呂敷を身近に感じていただき、そして親しんでいただけますように…との弊スクールの伝承活動に沿うものであったので今回参加させていただくことを決めました。
ご参加いただきました皆さまにはとても興味深く楽しんでいただき、お土産にご用意した両面染めの小風呂敷も、きっと早速お気軽にご活用くださるであろうことが、お見送りの際の皆さまの表情から想像できました。私にとってこのような時間を過ごせましたことは何より嬉しく存じました。また、「EBISU UPDATE PROJECT」の活動に加えさせていただけましたことも、大変光栄であり誇りに存じ、心より有難く感じております。本当に素晴らしい機会、そしてご縁をくださり、誠にありがとうございました。今後は、ソーシャルウェルネスという概念自体を、もっと多く、幅広い世代の方へ発信していただけることを期待しております。
浅海さんのインタビュー記事はこちらから
今後、趣味なびは、今回のような取り組みを強化し、様々な企業や地方自治体とパートナーシップを組むことで、レッスンやワークショップというソリューションの提供や趣味文化を通したまちブランディング、さらに地域創生事業を拡大し、世の中の生きがいづくりに貢献していきたいと考えております。
趣味とまなびの「体験」&「教室」さがしサービスはこちら
↑1 | ソーシャルウェルネスとは、現在の恵比寿が持つ「上質な」「洗練された」といった世界観やライフスタイルのイメージを基点に、SDGsをはじめとする未来への潮流を取り入れた、自分にとって心地よいことが社会や地球のためになる、という「未来の恵比寿」が提案する新しい価値観です。 |
---|---|
↑2 | EBISU UPDATE PROJECT(恵比寿アップデートプロジェクト)とは、サッポロ不動産開発(株)(本社:東京、社長:時松浩)が開始する、恵比寿のまちの更なるブランド価値向上のための新しいアプローチ“デジタルまちづくり”として、WEBプラットフォーム事業を通して「未来の恵比寿」を提供する事業プロジェクトです。 |