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生徒さんを惹きつける印象の良いプロフィール写真のコツ

趣味なび大学編集部 相馬 久乃

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皆さんはお気に入りのプロフィール写真は持っていますか? お教室運営や人間関係を作る上で先生の第一印象はとても重要な要素となります。 ブログやSNSなど自分のプロフィール写真を公開する機会が増え個人で顔出しをすることが一般的になってきた今の時代、有効的な人とのつながりを加速させることが重要です。 今回は印象の良いプロフィール写真の撮られ方や撮り方のコツをご紹介します。

印象の良いプロフィール写真とは?

プロフィール写真はいわば先生自身の広告です。生徒さんの年齢層、性別、ターゲット、どの様に使いたいのか、どんな印象の人と思われたいのか。広告となる以上は撮影前に伝えたいものを明確にしてイメージを膨らませてみましょう。

先生自身を売り出していきたい場合のプロフィール写真は、正面アングルで目線も正面を向き、口元は笑顔で撮影。会員制など優雅な印象をブランディングしたい場合は、斜めアングルで目線も少し伏せるなど、目指す方向性によってプロフィール写真の正解もひとそれぞれ異なります。

但し目線を外していても、両目が写っている程度には顔を見せたほうがいいと思います。マーケティングの観点からも最低限の基準として意識することをおすすめします。

表情が固くなりがちな方は、かわいい赤ちゃんや動物の動画などを見ながら撮ってもらうのも手です。イメージの参考には、著名人など自分が理想とする人のプロフィール写真をウェブなどで何枚か探してしてみるのもお勧めです。

理想のプロフィール写真を撮影する環境づくり

最近ではスマートフォンで自撮りを活用する機会も増え、定番のキメ顔を作れる方もいるかと思いますが、最も印象が良いのはやはり自然な表情です。

人に撮影してもらう場合は雑談をしたり、リラックスできる環境を作ることも大切です。タイマーを使用する等、ご自身で撮影される場合にはお気に入りの音楽をかける等ナチュラルで適度にリラックスしている表情が撮影できる環境を整えましょう。

やわらかい笑顔を撮影するために撮影の前に頭のマッサージや口を大きく開けたり目を思い切り閉じたり開いたり、顔まわりの筋肉を動かす準備運動をすると表情も明るくなりますよ。

カメラの前で少しずつ慣れていく過程はご自身でも確認できるので撮影途中はまめに写真をチェックしましょう。

写真全体の印象を決めるライティング

撮影時間は日中の自然光を活かすのがおすすめです。室内でしたら窓の近くや光を取り入れやすいところ、あるいは晴れた日の公園など、奥行きのある屋外もおすすめです。白色や明るい色のお洋服は顔色を明るく見せます。

光を活用してシンプルで柔らかさと清潔感のある写真を目指しましょう。

プロに撮影してもらう場合はレフ版を使用することが多いですが、自分で撮影される場合にもバストアップ撮影など手元が映らない撮影でしたら白い画用紙を自分の手に持ち、目の中に光が入るように下から反射光をあてるとレフ版と同じ効果を得られ肌も綺麗に写ります。

自分のアングルを見つける

あごの角度や顔の角度を 5ミリ位のイメージで動かしながら枚数も撮影するとお気に入りのアングルも見つけられます。コツは極端に顎を引き上から撮影する等の不自然なアングルは避けて少しずつ角度を変えて撮ってみてください。

背景の基本とプラスアルファ

背景は無地が基本です。少しこだわるのであれば家電量販店のカメラコーナーにあるバックペーパーを張るなどして工夫しましょう。自分がどう売り出したいのか、光の質や角度で見え方が変わりますから撮影環境に合わせて工夫しましょう。

ヘア&メイクは撮影しながら足していく余裕を持って

ついつい気合が多く入りがちになるヘアメイクですが、撮影の途中で足していく位の余裕を持って撮影に挑みましょう。ファンデーションは一度厚く塗ってしまうと肌のキメを再現するのが大変です。メイクを足していくのは、写り具合を確認してからでも遅くはありませんので時間にも余裕を持って撮影しましょう。

また髪のボリューム感も撮影の雰囲気に流されていつもより盛りがちになりますが、いつもの通りの方が良かったと後になって気付くこともありますので注意が必要です。

手元を美しく見せるテクニック

折角メイクやヘアスタイルが素敵でも、ポージングで手元が写真に映った時に血管が浮き出ていると不自然な印象の写真になってしまうことも。

浮き出た血管を消すために、腕を心臓より高い位置に上げて指先から肘の関節に向けてマッサージしましょう。但しあまり強くマッサージすると腕が赤くなるのでご注意を。

写真を見た人の視線の導線を意識する

全身写真を撮る場合には表情だけでなくポージングでも悩むかもしれません。

実は、同じポーズを撮るのでも身体が右を向いているか、左を向いているかで、写真全体から伝わる印象は大きく変わります。

心理学では右向きの写真からは、前進・可能性・希望といったポジティブな印象を伝えることができ、左を向くと、後退・停滞・過去といったネガティブな印象が伝わると言われています。写真の印象ひとつでお教室運営もガラリと変わるかもしれませんので工夫しましょう。

終わりに

プロフィール写真は先生やお教室に興味ある人であれば、誰もが必ず目にしますので、その時に第一印象は決まってしまいます。あなたの表情だけでお教室に申し込もうか、問い合わせをしてみようか等の行動を決めてしまうほど需要なポイントでもあります。もちろん中身で勝負したいものですが、印象が悪い状態からスタートするのは遠回りで時間と技術が必要になってきます。印象の良いプロフィール写真は生徒さんに対する心使いでもあります。

時間をかけて写真を撮るのは面倒かもしれませんが、少しの労力をかけるだけで素敵な生徒さんに出会える可能性が上がり、既存の生徒さんからの印象も良くすることができます。この機会にプロフィール写真を見直してみてはいかがでしょうか?

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