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意識している!?“伝える”と”伝わる”の違い

趣味なび大学編集部

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レッスンで大切なのは、モノゴトをわかりやすく伝えて、生徒さんにきちんと「伝わる」こと。「伝わる」ためのちょっとしたポイントを意識するだけで、ぐんとコミュニケーションがスムーズになります。

生徒さんとのミスコミュニケーションを最小限に抑えるために

レッスンやコミュニケーションの中で、「これは前に話したよな」「言ったこととぜんぜん違う」「なんでこんなに一生懸命伝えているのに伝わらないんだろう」…など、生徒さんとのミスコミュニケーションが起こった経験はありませんか。

自分の考えや想いを「伝えたい」と思って人とコミュニケーションをとっていても、いくら「伝え」ても「伝わら」ないこと、じつに多いですよね。

自分の考えや想いを他人に伝える時、100%正確に伝えるのは、本当に難しいこと。もちろん、他人の意図を100%汲み取ることも、とても難しいことだと思います。大事なのは、「伝える」を越えて「伝わる」ことを目指すこと。
「伝える」と「伝わる」は一文字違いですが、まったく違う。
多くの人が「伝える」で止まっていて、「伝わる」ところまでは行っていません。まずはそのことを理解することが大切です。

「伝える」と「伝わる」は大きく違う

では、「伝える」と「伝わる」は何が違うのでしょうか。

「伝える」とは、 自分の考えや物事を、一方的に他方へ受け渡す行為のこと。主語は自分で、聞き手はその情報を知っただけの状態です。一方的なコミュニケーションであるため、相手がそれを受け取ったかどうかは関係ありません。

自分目線で話すため、相手に自分の伝えたい事が伝わらないことがよくあります。近年はメールやコミュニケーションアプリなどでのやり取りも増えましたが、これも「伝える」行為ではありますが、「伝わった」ことにはなりません。一方的に送って相手に「伝わった」と錯覚してしまう人が多くいるのも確かなようです。

一方で、「伝わる」とは、自分の伝えたい事がきちんと相手に理解を得られている状態のこと。また、その理解は自分の理解とイコールでなければなりません。「伝わる」の主語は「相手」にあり、相手の目線や思考に合わせて伝えることが大事になってきます。

この時、前提として、

・相手は、自分が知っていることを知らない

・相手は、自分が言いたいことを知らない

・自分の当たり前は、相手の当たり前ではない

という思考を置いておくことが大切になってきます。

日常のコミュニケーションでは、自分にとって当たり前のことをつい省略して、相手に話していることがあります。しかし残念ながら、こうした「省略」が話が伝わらない大きな原因の一つになってしまうことがあります。

「伝わる」コミュニケーションを目指すためには、相手が理解できるようにやりたいことや前提情報を伝える必要があります。

同じ出来事を経験したとしても、相手がどのように解釈しているかはわかりません。1つの物事をネガティブにとらえる人もいれば、ポジティブにとらえる人もいます。だからこそ、相手に理解してもらうためには相手の考えを尊重すること、相手の考えに合わせ、信頼関係を作ったうえで望ましい姿に導くことが必要なのです。

上手に話すことよりも相手に「伝わる」ことを目指そう

また、多くの人が「上手に話さなければ」「話をおもしろくしないと飽きられてしまう」と考えがちですが、「上手に話すこと」を目標にしてしまうと、そのことに集中してしまい、自分本位の話し方になってしまいます。大切なのは、聞き手が「自分ごと」として、その話を捉えること。
そのためには、「相手の聞きたいこと」を掘り下げる必要があります。

先生がどんなに素晴らしい知識や技術を持っていても、どんなに素敵な人柄であっても、それだけでは生徒さんから評価されません。
学びにきている生徒さんにそれが伝わらなければ、生徒さんは知識や技術を身につけることはできませんし、心は動かないのです。

コミュニケーションとは「伝える」ではなく「伝わる」こと。 コミュニケーションが上手くいかないとよく感じている人は、まず日々の会話や行動がただ「伝える」だけになっていないか、振り返り「伝わる」コミュニケーションを目指すことをおすすめします。

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